古代から密接にあった占い|名前はその人を表す大切なもの。赤ちゃんの名付けは占いを参考に!

古代から密接にあった占い

水晶玉

わが国日本での占いの歴史は古く、国内最古の古典である『古事記』や、奈良時代に書かれたとされている歴史書『日本書記』にもその記述はあります。当時は占いのことを「太占」(ふとまに)と言っていました。太占は鹿の肩甲骨や亀の甲羅を波波迦(ははか)の枝や樹皮を使って焼き、その跡の形状から吉凶を占います。古典の文章の中で「鹿卜」(ろくぼく)、「亀卜」(きぼく)と書かれていることもあるので、何の動物の骨を使用したのかが推測できます。亀卜は奈良時代頃に中国から導入されたと考えられています。卜部(うらべ)という祭祀を担当する役職の者が行っていました。太占は国の成立を権威づけたり、国の行く末を導くものとして重要視されていました。

古代日本では、国の行く末を導く役割をしていた占いですが、現代では老若男女が身近に接しています。珍しい夢を見た朝に、それにどんな意味があるのだろうと調べたり推測したりする「夢占い」や、初めて出会った人の血液型を聞いて血液型から性格を予想する「血液型占い」など、自身が占いだとあまり意識しないで使っている占いも多いのではないでしょうか。 それが100パーセント当たっているのかいないのかに関わらず、そういった「こうかもしれない」「だからこんなことが起きたのか」と思いを馳せることは人間の想像力を豊かにし、より実りある人生にしてくれることでしょう。人は理由が分かると安心する生き物です。理由が分からずモヤモヤしているよりも、自分が納得のいく理由を付けることで余計なストレスを感じる必要もありません。